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クレジットカードの利用に6割が消極的
内閣府による「クレジットカード取引の安心・安全に関する世論調査」を見てみると『クレジットカードを積極的に利用したいと思うか』という質問で
『そう思わない』 57.9%
と、約6割ほどの人が消極的な意見となっています。
引用:https://survey.gov-online.go.jp/tokubetu/h28/h28-credit.pdf
クレジットカードの利用しない理由は?
- 日々の生活においてクレジットカードがなくても不便を感じないから 55.4%
- クレジットカードの紛失・盗難により、第三者に使用されるおそれがあるから 41.3%
- 個人情報などがクレジットカード会社や利用した店舗などから漏えいし、不正利用されてしまう懸念があるから 35.4%
- 予算以上の買い物をしてしまうから 33.7%
引用:「クレジットカード取引の安心・安全に関する世論調査」の概要
半数以上を占めている『クレジットカードがなくても不便じゃない』という内容は間違いありませんね。
現在、日本は世界で数少ない現金大国で、現金への安全性が高いのがこの結果の要因の一つだと考えられます。
アメリカを始めとするクレジットカード中心の諸外国では、現金への信頼性が低いため、カード払いのほうが安全性が高いという意識が強いようです。
現金の場合は、窃盗などに合った場合保証がありませんが、クレジットカードの場合は保証が効くという点が大きいですね。
二つ目に大きな要因の『紛失盗難による不正利用』に関しては、諸外国とは全く逆の考え方になっています。
漏洩に関しても同じく、保険、保証に入っているので、実際の金銭被害は少なめだと考えて問題ないと思います。
予算以上の買い物は、個人の意識の問題ですね。
不安を解消するべく政府が動いている?
日本でクレジットカードの調査が行われたのは初めてで、今後政府がクレジットカードの政策を予定しているのだと考えられます。
得に諸外国の多くはクレジットカード払いが一般的なので、日本でもクレジットカード払いが流通すれば、売れない、買えないということがなくなるので、利益が生まれます。
潜在市場を掘り起こせれば、景気が上昇していって、私達の生活も少しずつ良くなりそうですね。
一般認知で不安が強い現状であれば、これを打開する政策が今後行われると考えられますね。
クレジットカードを使わない理由で損をする
クレジットカードを作ったは良いけど一度も使ったことがない、そもそも作ったことが無い、という人は少なくありません。
そんな人は『クレジットカードの使い方』を見直してみると、損をしていた分を取り戻せるかも?
クレジットカードは口座振替と使い分け
クレジットカードの支払の仕方で、毎月かかる光熱費や家賃などに使うのが一つの手。
よくある方法ですが、クレジットカードを使うのが怖いと言っている人は、それにもクレジットカードを使うのが怖いという意識があるようです。
口座振替になっているもので、口座振替割引などがなければクレジットカード支払いに変更することをオススメします。
実際に考えてみれば、クレジットカードで一つにまとまって引き落とされるので、口座振替をやっているのと全く変わりがありません。
その上、ポイントが付く。という利点もあるので、クレジットカードで支払いをしていないと、その分損をしているのでは無いでしょうか。
現金を持ち歩くリスクのほうが何倍も高い
日本社会で、普段お財布を持って歩いていない人はほとんどいないと思います。
お財布を落とした時に現金が帰ってくる確率は35%程度で、保証が無いお金を持ち歩くのはリスクが高いといえます。
財布の中の現金が戻ってくる確率は、35.71%
引用:https://fxconsulting.jp/gyanburu/son/saifu.html
それに比べて、クレジットカードであれば、不正利用をされても『盗難保険』に入っているので、お金を支払う必要が無かったり、帰ってきたりします。
現状日本社会で、現金がないと買えない場所も多いので、ある程度の金額とクレジットカードを持っておくほうが、安全性の高い生活が送れると考えられます。
今後もっとクレジットカードが使いやすくなる
2018年までにすき家がクレジットカード払いを導入するなど、大手の企業が続々とクレジットカードを使えるように変わっていっています。
今回の国勢調査もあり、これから更にクレジットカードの利用がしやすくなっていくと考えられます。
もし今、あなたがクレジットカードを活用していなければ、この機会に使い方を見直してみるのもいいかもしれませんね。