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クレジットカードは主婦でも作れる!有利な条件とは?
最近では「主婦でも利用可能!」と謳っているクレジットカードも多くなっており、そういった点から見てもわかる通り、主婦でもクレジットカードの審査に通過する事は十分に可能と言えるでしょう。
しかし、これは主婦全員が利用可能という訳でない事をご存知でしょうか。
主婦は大きく分けて「兼業主婦」「専業主婦」の2タイプに分けられ、このどちらに属しているかで審査に通過しやすいかが決まってきます。
クレジットカードの審査は兼業主婦が有利
兼業主婦とは正規雇用社員、非正規雇用社員(アルバイトやパートなど)に関わらず、個人に収入がある主婦の方を指す言葉です。
クレジットカードの審査では申込者の「属性」を総合的に評価し、その評価によって継続的に返済可能かどうかが、本当に利用させても大丈夫か?といったポイントが判断されます。
兼業主婦は、「働いている」という時点で属性評価が高く付く為、クレジットカードの審査も比較的有利です。
審査の判断材料「属性」とは?
属性とは、年齢や職業、収入、勤続年数、雇用形態といった個人情報を指す言葉であり、審査ではこの「属性」を基準として審査が行われています。
クレジットカードによって審査される属性は様々ですが、ほとんどの場合は収入、勤続年数、年齢などが重要な項目となっており、これらの評価が低い場合は、例えその他の属性評価が高くても審査に落ちてしまう場合も。
兼業主婦は少なくとも収入、勤続年数といった属性で良い評価になる事が多いため、審査に比較的有利であると言えるのです。
専業主婦はクレジットカードの審査に通るの?
専業主婦もクレジットカードに通るのでしょうか?
審査に通る為に、予め見ておきたい情報を、順を追ってみてみましょう。
主婦がクレジットカードに申し込みをするならキャッシング枠を0に
主婦の方、特に専業主婦の方であれば『キャッシング枠』は0にしましょう。
総量規制といって、収入の3分の1以上お金の借入が出来ないように規制された法律があるため、このキャッシング枠があると、収入が0の専業主婦の方は、法律的な問題で審査に通らなくなってしまいます、
クレジットカードの「総量規制」とは?
総量規制とは、クレジットカードなどのキャッシングで個人が借りられる総額を原則、年収などの3分の1までに制限する仕組みを言います。
この総量規制が適用されている以上、例え限度額が500万円あるクレジットカードでも、個人の年収が300万円であれば、実際にキャッシング枠が利用できる限度額は100万円以下となります。
ショピング枠はこの総量規制の対象外なので、100万円を超えた金額に設定されることも少なくありません。
主婦がクレジットカードを作るなら主婦OKのものか、家族カードを
兼業主婦の方であれば、普通のクレジットカードに申込をするのも問題ないと思います。
専業主婦の方がクレジットカードを作るのであれば、主婦が利用可能になっているクレジットカード、もしくは家族カードなども検討してみましょう。
家族カードであれば、配偶者の収入に基づき審査が行われるため、収入が0でもクレジットカードを作れる可能性が高いです。
また、複数の場所に一気に申し込みをするのも、不利になりやすいので、多くても3枚、できれば1枚ずつ半年以上の期間を明けて申込をするのが良いでしょう。
専業主婦でも作れるゴールドカードがある
専業主婦の場合は一般カードしか申込できないと説明しましたが、特殊な例としてイオンゴールドカードだけは作ることが可能です。
年会費無料でイオンラウンジや羽田空港の空港ラウンジサービスも利用できます。
ただしイオンゴールドカードはインビテーション(招待状)による入会しかできません。
招待状発送の条件
- イオンカードの支払に遅延がない
- 1年間のカード利用金額が100万円以上
インビテーション(招待状)してもらうコツ
- 公共料金など毎月の支払をカード決済する
- イオングループの利用だけであれば、年間60万円の利用で招待状が発送される可能性が高いので、イオンで集中してカードを利用する
今は主婦の方も普通にクレジットカードを使うことが出来る時代なので、時代錯誤な意見に惑わされず、自分に合ったカードを作ってみてはいかがですか?