目次
落とし物は現金も多いが、クレジットカードも多い
ここ10年で落とし物の件数は徐々に増えてきています。
特に財布や有価証券、証明書など、重要な物の落とし物が増えている傾向があるようです。
全体的に落とし物の件数が増加傾向にあるのはスマホが原因だと言われています。
証明書類の落とし物が急増しているのは、マイナンバー制度の導入が関わっていると考えられます。
スマホが原因で落とし物が増えている可能性が高い
近年問題になっている歩きスマホが原因で落とし物が増えているそうです。
「人間の注意は、容量が限られているので、同時に複数のことを行うと、注意が不足してどちらかをミスする可能性が高まります。ゲームをしたりLINEをしたりして、注意をそちらに使っていると、つい棚においた鞄や、立てかけておいた傘を忘れてしまうんです」
立教大学現代心理学部教授によると、スマホの普及によって、考えることが増えたことが原因。ということだそうです。
クレジットカードなどの落とし物も、他の落とし物が同様に増えるのは、会計中にスマホを触っているなどが原因でしょう。
クレジットカードなどの落とし物は落とし主が発見されやすい
クレジットカードなどの『名前』が記載されている物に関しては、落とし主の発見が早いようです。
クレジットカード単体の統計データを見つけることは出来ませんでしたが、財布の統計データでは、63%手元に帰ってくる可能性があるとのことです。
ですが、もしも落としてしまった際に悪用される可能性もあるので、戻ってくるとしても再発行や停止などの処理は必要だと覚えておきましょう。
実際にクレジットカードを落としてしまった時にやること
実際にクレジットカードを落としてしまった場合、やるべき事は単純です。
- カード会社に電話
- 現在あるカードの利用停止
- 新しいカードの再発行
- カードに引き落とし登録している所に電話
クレジットカードを紛失して、第三者に拾われて悪用される可能性がある場合は、まず最初にカード会社に電話をしましょう。
その後、警察に届け出を行なうのが適切です。
基本的にカード会社に停止の電話を入れていれば、悪用されることは無いと思いますが、念のために警察に届け出をしておく事が大切です。
財布ごとクレジットカードをなくした時に電話・届け出をする所
どこで落としたか分からない、悪用される可能性がある場合の財布を電話・届け出をするところの優先順位としては以下の通り。
- キャッシュカードなど、現金を引き出せるカード類の発行会社
- クレジットカードなど、商品を買うことが出来るカード類の発行会社
- 警察に届け出
- 電子マネーの利用停止手続きをする
- 免許証・保険証などの証明書類の再発行手続き
- その他ポイントカード類の再発行
被害が大きくなりやすいのは、キャッシュカードやクレジットカードのお金に関わるカード類。
もしも暗証番号が財布の中にあるもので特定されてしまったら、保証などが一切効かなくなります。
財布が戻ってきても同じカードは使わない
財布を落として、もしもカードが戻ってきたとしても『スキミング』などの被害にあっている可能性があります。
財布が戻ってきたから安心して使っていると、カードの情報を抜き取られて不正利用をされているかもしれません。
警察に届け出をする前にカードを止めるのは、止忘れ防止にも繋がるためです。
いつ落とすか分からないクレジットカードや財布
いつ落とすか分からないクレジットカードや財布なので、落とした時にどうすればいいのかを覚えておきましょう。
また、クレジットカードなどは、予め保証があるか、保険がちゃんとあるのかを確認しておくことは大切なことです。
クレジットカードの盗難保険など、充実したカードを普段から使うようにしておけば、いざという時に安心ができますね。