クレジットカードに年会費は必要?年会費は何に使われる?

クレジットカードに年会費は必要?年会費は何に使われる? 
クレカキング

クレジットカードには年会費があるカードと年会費無料カードがあります。 年会費があることによってどんな違いがあるのでしょうか?
また年会費が無料のクレジットカードはサービスでソンをするのでしょうか?
今回はクレジットカードと年会費、サービスの関係を解説しましょう。

クレジットカードは基本年会費有料!?年会費無料がある理由

クレジットカードが日本で発行されてからしばらくの間は年会費がかかるのは普通でした。
年会費無料カードが普及し始めたのは、提携カードと呼ばれるクレジットカードが普及したからです。
提携カードはクレジットカード会社と企業が提携したカードのことで、クレジットカード会社単独で発行する場合はプロパーカードと呼びます。
提携先企業が年会費を負担することでカード会員の募集をしやすくしようと考えたことが、年会費無料カードの始まり。

今ではクレジットカードの年会費有料化が進む

今ではプロパーカードでも年会費無料で発行しているカードが増え、提携カードはむしろ年会費有料化の方向です。
提携企業もいろいろと経営が厳しくなってきてカード年会費まで負担できない時代のようですね。

クレジットカードの年会費は国際ブランドが付与され、国際カードと呼ばれるようになってから金額が大きくなっています。
海外旅行向けサービスを提供するのにお金がかかるようになったからでしょう。
それでも年会費無料でプロパーカードを発行できるのは、年会費以外で利益を確保しているからです。

年会費無料カードはどうやってサービスを提供している?

年会費は何に使っているかというと、最も多い使いみちは付帯保険の保険料。
保険料はクレジットカード会社が負担しているので、それをカバーするためには年会費が必要です。
国際カードになってから海外旅行傷害保険といった保険料負担が増えたので、カード年会費も引き上げられたということです。

しかし、この保険料負担は必ずしも年会費で補う必要はありません。
リボ払いや分割払いの手数料収入が増えれば、年会費無料でもサービスは提供できます。
リボ専用カードはその典型的な例ですね。
また年間のカード利用金額が増えれば次年度の年会費が無料になるという実質年会費無料カードも、クレジットカード会社の収入を一定以上確保できるので最近増えている年会費無料のしくみです。
それでも質の高いサービスを提供するには、年会費は必要不可欠です。

年会費無料の種類

年会費無料には以下のようにいくつかの種類がありますが、年会費無料カードはどのような基準で選ぶといいのでしょうか?

  1. 永年年会費無料
  2. 初年度年会費無料
    • 現在ではどのクレジットカードでも提供しているサービスなので、年会費無料カードの範ちゅうには含まれない
  3. 条件付き年会費無料
    • 一定の条件をクリアすると年会費が無料になるクレジットカード
  4. サービス利用で年会費無料
    • サービス利用で年会費無料になるカードには三井住友カードがありますが、これはカード個別ではなくクレジットカード会社としての年会費割引や無料のサービスといった側面がある

同じ年会費無料でも上記のように種類がありますが、一般的には無条件で年会費がかからないクレジットカードを年会費無料カードと呼んでいます。

それでは次にまったく無条件で年会費が無料になるクレジットカードのメリットとデメリットを解説しましょう。

年会費無料カードのメリット・デメリット

年会費無料カードのメリット
言うまでもなく年会費の負担がまったくない点
カード1枚の年会費はそれほど負担が大きくないが、複数のクレジットカードを持つ場合には年会費無料カードの価値は高くなる

年会費無料カードのデメリット
年会費有料カードに比べるとサービスの質が劣るという点

では具体的にはどのようなサービスの質が劣るのでしょうか?

ライフカードの場合

ライフカードは年会費無料の理由がはっきりしているクレジットカードで、海外旅行傷害保険を付帯しなければ年会費が無料になります。

それ以外のサービスは年会費有料と変わりありません。

つまり年会費無料カードでは、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険といった付帯サービスが付帯されないケースが多いということになります。

JCB EITの場合

JCB EITなどは年会費無料でも海外旅行傷害保険が自動付帯されています。
JCB EITの場合はリボ専用カードなので、リボ手数料から海外旅行傷害保険の保険料を負担していることになります。

このように同じ年会費無料カードでも提供するサービスには違いがあり、返済方法に制限がある場合もあります。

年会費無料カードの選び方

年会費無料カードは自分がクレジットカードに求めているサービスで選択しましょう

永年年会費無料のカードを選ぶ場合
サービス内容を詳しくチェックして、自分が必要としているサービスが提供されているかどうかで選択しましょう。せっかく年会費無料カードを作ってもサービスに不満があっては意味がありません。
条件付き年会費無料カードを選ぶ場合
基本的に年会費有料カードと同じサービスが提供されることになるので、幅広いサービスを利用したい場合はおすすめのクレジットカード。

年会費が無料になる条件は一般的に年間利用金額が一定以上という条件が多いので、確実にクリアできる場合は条件付き年会費無料カードがお得です。

グレードの高いクレジットカードほど年会費も高い

ゴールドカード以上になると、ほとんどのクレジットカードで年会費は必要不可欠です。
それは一般カードにはない質の高いサービスを提供しているから。
空港ラウンジ無料サービスはゴールドカード以上で提供するサービスの一つです。

無料で利用できる空港ラウンジはクレジットカード会社共同で運営していますが、この運営維持費もばかになりません。
それ以外にもゴールド会員だけのサービスが数多くあるので、必然的に年会費も高くなるのです。
年会費10万円を超えるプレミアムカードになると、反対に年会費を何に使っているのかわかりませんが、会員数が少ないので会員一人あたりの負担が大きいということかもしれませんね。

クレジットカードは年会費でなくサービスで選ぼう

年会費が無料だからといって必ずしもカード会員にメリットがあるわけではありません。
年会費無料カードに人気があるのはわかりますが、自分に必要なサービスがなければ意味がありません。
海外旅行が多い人であれば海外旅行傷害保険といった付帯保険が必要で、ポイントを貯めたい人には高還元率のポイントプログラムが必要です。
クレジットカードは年会費ではなくサービスを基準にして選ぶことが、カードを作ってからよりお得になるということですね。

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