目次
JALカード申し込みから発行までの流れ
JALカードの申し込みから発行までの流れを順を追って見てみましょう。
- どのJALカードを選ぶか選択
- 本人情報・勤め先情報などの記入、選択
- 口座情報などの記入、選択
- 内容の確認・修正・送信
- 審査
- 手続き書類のお届け
- 必要書類の返送
- カードの発送
一般的なクレジットカードとの大きな違いは『審査後に手続書類を提出』すること。
他のクレジットカードの場合、最初の申し込みの段階で書類関係は全て提出することが多いのですが、JALカードは審査に必要のない個人情報を渡さなくて済むので、その点で安心出来ると思います。
JALカードは1ヶ月ほどで手元に届く
ご入会の審査を含め、 通常カードの発送には約4週間かかります。
■カード発行をお急ぎの方は、「オンライン入会」ではなく、「JALカード入会申込書」を郵送のうえお申し込みください。
■「JALカード入会申込書」の返送時に、出発日と至急発行希望の旨のメモを必ず同封してください。
書類等に不備なく進みますと、約2~3週間で発行いたします。
(審査状況・郵便事情などによりご希望にそえない場合もあります。)
JALカードの発行までの流れで、間に書類の郵送が2回と、カードの郵送が1回あるので、4週間(1ヶ月)ほど時間がかかってしまいます。
実際に使い始められるまで1ヶ月ほど時間がかかりますので、早めに申し込みをして使える状態にしておくことが大切ですね。
クレジットカードの利用には、計画性が大切なので、その前段階という意味もあるのかもしれません。
JALカードの種類
JALカードには次の4つのグレードがあります。
- 普通カード
- CLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- プラチナカード
JALカードは利用頻度によって選ぶ
あまりJALを利用していないという人は、フライトマイルの割増の効果が期待できないので、普通カードを選択するといいでしょう。
フライトマイルはJALを利用した区間によってマイルが獲得できる、マイルを貯めるときの基本となるマイルです。
JALカードではグレードの高いカードではフライトマイルが25%アップするので、JALの利用回数が多いほど効率的にJALマイルが貯まります。
しかし反対に利用頻度が低いと年会費が高いグレードのカードでは、むしろ効率が悪くなります。
特にまったくJALを利用せずにショッピングだけでマイルを貯めたい場合は、搭乗ボーナスマイルも付かないので普通カードで充分ということになります。
ANAカードと違ってJALカードのボーナスマイルは搭乗マイルとも呼ばれていて、JALに搭乗しないともらえないボーナスマイルだからです。
JALの利用回数が多い人は登場回数に応じてCLUB-Aカード以上のグレードを選択しましょう。
プラチナカードは年会費も高額(33,480円)になるので、海外旅行も含めてJALの利用回数が多くなければ効率よく貯まらないので注意しましょう。
JALカードのグレードを決めたら国際ブランドやカード発行会社を選択しましょう。
選び方はすでに持っている国際ブランドと重ならないブランドにする、マイル以外に使いたいサービスがあるといった好きな選び方で構いません。
JALとしてのマイルに関するサービスは、カード発行会社や国際ブランドが違っていても共通です。自分の好きなように選びましょう。
JALカードは予めどのJALカードを選ぶか決めてから申し込み
JALカードはクレジットカードを発行している所の中でも、発行会社を複数か掛け持ちしている珍しいカードです。
DC・三菱UFJニコスとJCB・OPクレジットの中から選ぶ形になります。大きく分けると以下の通り。
- DC・三菱UFJニコス
- VISA、MasterCard、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブ
- JCB・OPクレジット
- JCB
に別れます。JCB以外はほとんどDC・三菱UFJニコスグループから発行されると考えて良いでしょう。
発行会社ごとにサービスが異なるため、JCBとそれ以外では、申込をして受けられる特典の内容が違ってきます。
JCBカードの発行ならViewカード型のJCBカードSuicaがオススメ
JCBカードの発行をするならViewカードの機能が付いたものがおすすめです。
Viewカードは『Suica』と連動していて、クレジットカードを使ったSuicaチャージでポイントが貯まる数少ないカードです。
マイルを効率よく貯めるのであれば、Suicaと組み合わせてカードを使うのが便利ですね。
Suicaは殆どの地域で、電子決済が出来る駅であれば使えるので、関東以外の人にもオススメです。
ただし小田急を使う人はJALカードOPクレジットがオススメ
小田急電鉄をよく使う人であれば、JALカードOPクレジットがオススメです。
Suica同様に、使っているとポイントが溜まっていきます。
小田急電鉄を使う地域があるていど限られているため、多くの人の場合はSuicaカードになりますが、こちらを使える人は小田急ポイントとマイルの両方がたまるのでオススメです。
VISA、MasterCard、アメックスのJALカードを選ぶ場合
初めてクレジットカードを作る人であれば、VISAカードがオススメ。
世界的なシェアが一番広いVISAカードなので、ほぼ全ての場所で使うことが出来ます。
2枚目以降で旅行好きであれば、アメリカン・エキスプレス・カードがオススメ。
JALカードの中で一番保証の額が大きいのがアメリカン・エキスプレス・カードだからです。
普通カードでも、他のJALカードにはない、家族特約の保証で3000万円まで保証されているので、同伴の方も安心して旅行することが出来ます。
また、普通カードでも国内の空港ラウンジが無料で使えるので、飛行機をよく利用する人に合ったカードだと考えられます。
基本的にどのJALカードでもマイルがよく貯まる
JALカードをメインにして使っていれば、1年で1万マイル以上貯まることは難しくありません。
100円で1~2マイルつくので、マイルがザクザクたまります。
JALカードにはマイル優待サービスもある
JALカードではグレードごとに共通したマイルが貯まりやすいサービスがあります。
グレード | サービス内容 |
---|---|
普通カード 年会費:2,160円(税込) ![]() |
・フライトマイルの割増率10% ・入会搭乗マイル(毎年)1,000マイル |
年会費:10,800円(税込) CLUB-Aカード ![]() |
・フライトマイルの割増率25% ・入会搭乗マイル5,000マイル ・搭乗マイル(毎年)2,000マイル |
年会費:17,280円(税込) CLUB-Aゴールドカード ![]() |
・フライトマイルの割増率25% ・入会搭乗マイル5,000マイル ・搭乗マイル(毎年)2,000マイル |
年会費:33,480円(税込) プラチナカード ![]() |
・フライトマイルの割増率25% ・入会搭乗マイル5,000マイル ・搭乗マイル(毎年)2,000マイル |
CLUB-Aゴールドカードの年会費はアメックスブランドが税別19,000円、ダイナースクラブは税別28,000円と他のブランドに比べて高くなっています。
アメックスの場合は機内販売や航空券などの購入でも100円で1マイル貯まる「アドオンマイル」のサービスが提供されているのと、ダイナースクラブでは海外旅行傷害保険の補償額が最高1億円(他社は5,000万円)となっているためです。
次にショッピングでJALマイルが貯まるサービスをご紹介しましょう。
ショッピングでJALマイルを貯めるサービス
CLUB-AとCLUB-Aゴールドカードはマイルが貯まるサービスは同じなのに、年会費が6,000円も違っています。
これは空港ラウンジサービスが提供されているのと、ショッピングによるマイルの貯まり方に違いがあるからです。
通常JALカードはショッピングマイルとして200円で1マイルが直接貯まります。
ANAカードのようにカードのポイントを貯めてマイルに交換する必要はありません。
ただし、カードのポイント有効期限を活用できないので、マイルの有効期限の3年以内に無料航空券に交換できるマイルを貯める必要があるというデメリットもあります。
しかし、年会費税別3,000円のショッピングマイル・プレミアムに登録すると、100円で1マイル貯まります。CLUB-Aゴールドカード以上のグレードではこの年会費が免除されています。
そのためJALの利用回数も多い人はCLUB-Aゴールドカードに入会して、徹底してカード決済をすることでJALマイルはどんどん貯まります。
年間100万円のカード利用をすると3年間でマイルは次のように貯めることができます。
- ●1年目
- 入会搭乗マイル5,000マイル+ショッピングマイル10,000マイル=15,000マイル
- ●2年目
- 搭乗マイル2,000マイル+ショッピングマイル10,000マイル=12,000マイル
- ●3年目
- 搭乗マイル2,000マイル+ショッピングマイル10,000マイル=12,000マイル
総計39,000マイルに加えて搭乗回数によってフライトマイルも貯まるので、無料航空券に毎年交換することも簡単です。
マイルをどんどん貯めて行きたい人は、早めに申し込みをして、使い始めれるようにしておきたいですね!