目次
クレジットカードを使った詐欺の種類
クレジットカードを使った詐欺の種類には、主に以下のようなものがあります。
- フィッシング詐欺
- スキミング詐欺
これらの詐欺について、詳しく解説していきます。
詐欺の手口や予防方法をしっかり学んでおけば、自分で被害を食い止めることができます。
クレジットカードのフィッシング詐欺とは?
フィッシング詐欺は、以下のような流れで利用者を騙す詐欺のことです。
- クレジットカード会社や銀行を装った偽メールを利用者に送りつける
- 公式サイトを真似した偽サイトのURLを載せ、利用者を偽サイトにアクセスさせる
- 偽サイトにアクセスした利用者は、クレジットカード番号やパスワードなどの個人情報を入力してしまい、個人情報を盗み取られてしまう
フィッシング詐欺の偽メールの内容は、以下のようなものとなっています。
- カード情報の確認の願い
- パスワード変更の願い
フィッシング詐欺の被害は年々増加しており、個人での対策が非常に重要となってきます。
フィッシング詐欺に遭わないために
フィッシング詐欺に合わないためには、届いたメールをよく読む必要があります。
基本的に、クレジットカード会社や銀行は、利用者にパスワードやカード情報の確認といったメールは配信することはありません。
パスワード「変更」のお願いのメールを送ることはありますが、基本的に大切な情報を「確認」させるようなメールを送ることはありません。
さらに、フィッシング詐欺のメールは海外から送信されているのか、日本語がおかしいことが多々あります。
このようなメールが届いたら、基本的に完全に無視しましょう。
クレジットカードにおけるスキミング詐欺とは?
スキミング詐欺は、クレジットカードの情報を機械で盗み取ることでカードを複製し、不正利用する詐欺のことです。
スキミングは通りすがりに行われたり、海外では店員にカードを渡したらスキミングの被害に遭うこともあります。
ATMに監視カメラがしかけられていて、そこから暗証番号が盗まれたりするケースもあります。
スキミング詐欺に遭わないために
日本では、スキミング詐欺に遭うことはほとんど無いと言われています。
そのため、デパートなどでクレジットカードを店員さんに持って行かれても、基本的に心配する必要はありません。
しかし、海外ではスキミング詐欺に遭う可能性があるので十分注意しましょう。
海外でクレジットカードをお店の奥に持って行かれたら、スキミングマシンという特殊な機械で読み取られる可能性があります。
持って行かれそうになったら現金払いにしておきましょう。
暗証番号を盗まれないようにするには
また、ATMに仕掛けられた監視カメラによって暗証番号が盗まれるケースでは、素人が防犯カメラとスキミングの監視カメラかを判別することは難しいです。
そのため、暗証番号が盗み取られないように暗証番号を入力する時は必ず手で隠して入力しておきましょう。
クレジットカードの詐欺被害に合わないために対策をしましょう!
フィッシング詐欺もスキミング詐欺も、どちらも巧妙な手口ですが、焦らずに対応すれば未然に防げる詐欺です。
フィッシング詐欺の場合は、パスワードやクレジットカード番号の確認のためのメールが来たら、まず偽物だと思って間違いありません。
日本語がおかしいメールも、まず無視しましょう。
海外旅行や海外出張に頻繁に行く方は、お店で買い物をする時にクレジットカードを店の奥に持っていかれないよう注意しましょう。
ATMやカードの利用で暗証番号を入力する際は、必ず片方の手で隠して入力しましょう。
万が一被害にあってしまった場合は、早めにカード会社に連絡をして、保証を受けれるようにしておきたいですね!