審査なしのクレジットカードはない
結論から言ってしまえば後払い方式のクレジットカードである限り審査なしで発行されることはありません。
クレジットカード会社にはクレジットカードを発行することで、未払いになるリスクを背負うことになるので審査をしてそのリスクを限りなくゼロにしたいのです。
そのため審査なしということは現実的にはありえないことになります。
しかし、クレジットカードの限定された機能を利用するだけであれば、審査なしで作れるカードはあります。
デビットカードとプリペイドカードは審査なし!
デビットカードとプリペイトカードは審査なしで発行することができます!
デビットカードは銀行のキャッシュカードで買い物ができるサービス。
プリペイドカードは前払いでチャージすることでやはり買い物ができるサービスです。
どちらもVISAやJCBといった国際ブランドが付与されているので、海外でも利用することが可能。
しかし、クレジットカードと共通するのはクレジットカード加盟店で買い物ができるというだけで、後払いをすることはできません。
また、デビットカードではポイントサービスがあるカードも発行されていますが、基本的にはクレジットカードが提供するような付帯サービスや優待サービスは提供されません。
簡単に審査が通るクレジットカード
だれでも簡単に審査が通るクレジットカードもありませんが、属性(※1)が弱いパート・アルバイトなど低収入でも簡単に審査が通るクレジットカードは条件付きで存在します。
過去にクレジットカードや融資の延滞があったり、自己情報が登録されていたりすると審査が簡単に通るクレジットカードでも却下されます。
クレジットヒストリーが良好、または初めてのクレジットカードであれば、流通系や信販系の一般カードは比較的簡単に審査を通過します。
また、20代の方であれば銀行系クレジットカードでも20代向けのカードを選ぶと、クレジットカード審査は簡単に通過します。
消費者金融系カードは注意が必要
消費者金融系クレジットカードは審査が簡単で通りやすいというイメージがありますが、発行しているクレジットカードは2種類あるので注意しましょう。
カードローン付きのクレジットカードは融資の審査基準なので審査は簡単ではありません。
属性(※1)が弱い場合はカードローンが却下されてショッピングカードだけが発行されるので、カードローンが不要な場合は最初からショッピングカードで申込みましょう。
ショッピング専用カードは本当にショッピング専用の機能しかありません。
つまり付帯サービス、ポイントサービス、優待サービスといった一般的なクレジットカードにあるサービスは一切提供していません。
とりあえずショッピングができればいいという人以外にはおすすめできません。
※1 属性は個人情報の中でも年齢や年収、勤務先といった社会的立場を示す情報のことで、会社役員は属性が高い、パート・アルバイトは属性が弱いといった使い方をします。
何度も却下される人の対処法
残念ながら個人信用情報機関に事故登録されてしまうと作れるクレジットカードはありません。
審査なしで作れるクレジットカードが存在しないので、事故登録されたままや延滞したままではクレジットカードを作ることができないので、延滞を解消して5年経過するまで待ちましょう。
それから簡単に審査を通過できるクレジットカードを選んで再度申込みするのが一番の近道です。
事故登録も延滞もないのに審査が簡単なクレジットカードでも作れない人は、極端に年収が低いか、勤務年数が短いと考えられます。
この場合も収入が安定するか1年以上の勤務年数に達してからクレジットカードを申込みしましょう。