JCBの国内加盟店シェアはどのくらい?

JCBの国内加盟店シェアはどのくらい? 
クレカキング

海外ではJCBが使える加盟店が徐々に増えていますが、国内加盟店についてはどうでしょうか。
以前は国内加盟店に関してはJCBが圧倒的に多く、JCBは使えてもVISAやマスターカードが使えないといった加盟店も少なくありませんでした。

今回は最近のクレジットカード国内加盟店事情に関して、JCBを中心に解説しましょう。

VISA、マスターカード、JCBの国内加盟店

どのブランドも国内加盟店数を公式には発表していないので推測するしかありませんが、JCBの国内加盟店数は1,000万店を超えていることは確実です。
VISAとマスターカードは、それに匹敵するほどの加盟店数を持っていることは間違いないので、国内利用でJCBカードが圧倒的に有利というわけではなくなっています。

特に新規にクレジットカード加盟店となる場合は、VISA、マスターカード、JCBは同時に加盟することが多く、特定の国際ブランドだけの加盟店になることが少なくなっています。これはもちろん使える国際ブランドが多いほど利用者が増えて売上も増加するからです。

JCBは過去には飲食店の加盟店を積極的に増やして、JCBの電飾看板を設置するという戦略をしていました。これによってJCBの知名度を高めるという目的はある程度達成できました。

しかし今では飲食店もJCBだけでなくVISAのマークが増えている印象があります。
現在ではVISAやマスターカードに比べて、JCB国内加盟店数はそれほど優位ではなくなっています。

JCB加盟店数は減少?

クレジットカード加盟店として契約しても途中で加盟店契約を破棄する場合があります。
クレジットカード会社が加盟店に対して強制的に解約するというケースもありますが、加盟店側から契約を解消するケースも増えています。

その最大の理由は加盟店手数料にあります。

加盟店手数料とJCB

カード会員がクレジットカードで買物をすると、カード会社が加盟店に立替払いをします。この時に加盟店はカード会社に加盟店手数料を差し引かれるしくみとなっています。

この加盟店手数料は業種によって違いますが、VISAやマスターカードに比べてJCBの加盟店手数料は1%近く高いと言われています。
そのためJCBの加盟店となってから加盟店手数料が高くて利益が出ない場合は、JCBの加盟店をやめるケースがあるのです。

JCBの加盟店手数料が高い理由としては、VISAやマスターカードは自社でカードを発行していないので、複数カード発行会社で加盟店獲得が競合するため、手数料のダンピングなどが発生します。

しかしJCBではそうした競合がなく独占状態に近いので、一定の加盟店手数料を保っているのです。

それではこの状況がカード会員にとってはどのような影響があるでしょうか?

カード会員にはそれほど影響はない

JCBカードしか持っていないというカード会員にとっては、JCB加盟店の減少は影響があるかもしれません。

それでも日本国内1,000万店舗以上あるので、JCBだけが使えない加盟店が増えたといっても、買物に影響するほどの減少では今の所ありません。

また、クレジットカードの保有枚数は平均3枚となっているので、3枚ともJCBカードという人はほとんどいないでしょう。VISAやマスターカードを持っている人がほとんどと思われます。

中にはJCBカードだけを利用しているという人もいるでしょうが、そうした人はJCBが使えるかどうかについては敏感となっているので、そもそもJCBが使えない店舗では利用しないでしょう。

JCBカードだけが使えないという傾向が続いて加盟店数にも影響が出るようになれば、JCBでも対策をするはずです。

とりあえず現在はカード会員に支障が出るほどの影響はないと言えます。

加盟店獲得競争は以前ほどではない

国内加盟店の獲得競争は以前と比べるとそれほど激しくはありません。ほとんど国際ブランドだけの競争となっているからです。

以前は国内だけで利用できるクレジットカードもあったので、利用できるカードブランドは10以上も加盟店に掲示されていたこともあります。
国際ブランド以外に、信販系や流通系等それぞれの国内ブランドも掲示されていたからです。

また、現在のようにクレジットカード会社信販会社の合併が進んでいなかったため、単純にカード発行会社が多かったという事実もあります。
反対に加盟店獲得競争が落ちついてきたため、加盟店手数料の引き下げ競争もなくなっていて加盟店が離れる結果になっているのかもしれません。

しかし、クレジットカード会社の目的は、カード会員がショッピング利用することによる利益の確保です。
加盟店手数料は安定した収入ですが、カード会員が利用しなければ発生しないのも事実です。

日本のクレジットカード会社の加盟店手数料が高いのも、カード会員へのサービスを優先していると言えるでしょう。

まとめ

JCBカードが使える加盟店が日本では最大であることは間違いありません。

多少加盟店手数料が原因で加盟店数が減ったとしてもふだんの買物に差し支えるほどの影響はありません。

国際ブランドとしてJCBカードを1枚持っておくことは、今までも今後も変わらない常識と言えるでしょう。

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